30-1.温かい家庭の味、コロッケ!
シンプルな材料で、素朴でありながら、
作る人の個性が反映される「コロッケ」。
名前の由来は、フランス語やオランダ語の
「クロケット」であると云われています。
西洋の異国の地が発祥ではありますが、
筆者にとって、コロッケとは、
母親の味、生まれ育った街のお肉屋さんの味等、
思い出深く、親しみのある昔ながらの一品です。
外はサクッ、中はトロッとした揚げ立ては格別。
いつも食卓に並ぶ日は待ち遠しかったです。
ここで、我が家の家庭の味である、
変わり種のレシピをご紹介したいと思います。
身近な材料ばかりなので、ぜひお試し下さい。
『魚と大葉の和風コロッケ』
◇材料(2人分)
・ジャガイモ(中)…4個
・お好みの味付きの魚缶…1缶(70g程度)
・白ネギ…10cm
・生姜…1片
・大葉…5枚
・小麦粉…適量
・卵…1/2個
・パン粉…適量
・ごま油…適量
・サラダ油…適量
◇作り方
①ジャガイモは皮を剥かずに丸ごと湯がき、
串がすっと刺さるようになれば火から降ろす。
(丸ごと湯がくことで風味豊かになります。)
②熱いうちにジャガイモの皮を剥き、潰す。
③フライパンにごま油を敷き、弱火で、
微塵切りにした白ネギと生姜を軽く炒める。
④②と③、魚の缶詰、細かく切った大葉を混ぜる。
(缶詰の汁気は好みで調整して下さい。)
⑤形を整え、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて、
180℃程度のサラダ油で、きつね色に揚げる。
味付きの缶詰を使用することで、
調味料を使わずに作ることができます。
また、常備しやすい材料ばかりなので、
困った時のお助けメニューとしてもお勧めです。